Michina’s diary

食に関すること全般にフォーカスしています

「世界一美味しいコーヒーの淹れ方」を学びました!

美味しいコーヒーの入れ方を学びたいな、と思っていたので、この本を書店で見たとき即購入した。著者はワールド・バリスタ・チャンピオンの井崎英典さん。

説明を論理的にとてもわかりやすく記述してくださっているので、初心者にとっても難しい本ではない。私はコーヒーショップで働いた事はないけれど、美味しいコーヒーを飲むことは好きで、そして人並みより少しはコーヒーへの興味が強いかもしれない。

独学では限界があるので、スターバックスタリーズコーヒーが主催するコーヒー教室には何度か足を運んでコーヒーについて探求したり、新橋のUCCコーヒーアカデミーさんで単発授業を受けたりしてはいたものの、お店によって購入する豆のロースト具合が最近大きな幅があると感じていて、自分の好みが見えにくくなっていたところだった。

コーヒー豆は果実なので、ワインのようにテロワールが大切。だから、その果実感を大切にするには浅煎りが良い。という話も聞いた事があるけれど、浅煎りコーヒーは入れ立ては華やかな香りが立つけれど冷えると急速に香りが飛んでしまうように私には感じられて、私が好きだと感じる味をもう少し明確につかんでおきたいと考えていた。私は、ある程度ロースト感の残る煎り具合が好きなのかもしれない。でも今のトレンドは果実の持つ香りやテロワールを大切にしている浅煎りコーヒーのように感じている。

そんなこんなで、中煎りのコーヒー豆であっても豆を購入するお店が違うと全くロースト度が異なっていて、なぜ?何が基準なの?と常々疑問に思っていたのが、この本に答えはあった。

 

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それは、お店の考える煎り具合だと教えてもらった。ならば、豆を選ぶ際は、浅煎り、中煎り、深煎りで選ぶのではなく、私好みの煎り具合の豆をチョイスすれば良いのだ!と、すっきり。嗜好品はそれぞれの好みがあるので、自分にあった何かを見つけて、それを軸にして育てて行くのが良い方法だと思っている。この際ゆっくり好みを見つけて行こう〜。色々なコーヒー屋さんを巡ってみよう。

この本、1つの現象に対して「なぜならば、これこれこういった理由でこうなのです。」と、記載してくれているので、読んでいてとても納得感を持って読み進める事が出来るのがうれしい。

YouTubeでコーヒーの入れ方についての動画もアップしてくれているので、こちらを見て復習は終了。あとは、お好みのコーヒーを見つけること!わかっているけど目を背けていた、豆をどの状態で購入するか問題。楽だから、豆ではなく粉をチョイスしがちだったけれど、なぜ豆が良いのか、説得力ありました。美味しいコーヒーを入れるためには一手間が大事。しっかりと胸に刻みました。

 

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